2016年6月15日

誰のため?

「運送会社が売上をアップさせるためには何が必要なのか?」

その疑問が、運送システム「ブッキングブック」開発のきっかけとなりました。

売上拡大するには、お客様=荷主を増やせばいい。とてもシンプルですね。

でも、そのためには新規の荷主さんからスポットの取引をまず獲得して、信用を得て安定荷主になっていただかなくては

「よし、どんどん新規取引を獲得しよう!」

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社長さんがそう思ってせっせと営業に回ります。

ところが、現場はそう簡単には動けないことがわかりました。

トラックとドライバーの数は決まっています。そこに新しい仕事を組み込むには、現場の配車マンがいろいろと工夫しなくてはなりません。
新規の仕事を受けられるかどうか、頭の中で配車を組み直して、その場でイエス・ノーを回答するのはとても難しいことです。

一度はなんとか押し込んだとしても、次、またその次と、荷主さんの要望通りに配車をまわせるか、不安になるのが配車担当者の心情でしょう。

だから、社長が汗水たらして獲得してきた新規の荷主さんの仕事も、「ミスするくらいなら請けない方がいい」ということでついつい断ってしまう・・・

shocked_sales_person

「なんだよ、俺がせっかく新規開拓してきた荷主さんの仕事を断っちゃったなんて・・・」
と落ち込んでしまう社長さんも多いとか。

それが怖くて、そもそも新規開拓におよび腰な社長さんもいらっしゃるかもしれません。

でも、新規の荷主さんを増やさないことにはいつまでたっても会社は大きくできません
そこで私たちは考えました。

「誰が見ても一発で空き具合がわかる」
「ドライバーや車両がダブっていたら教えてくれる」
「新しい仕事が追加されてもカンタンに配車の組みなおしができる」

そんな配車表をシステムで実現できたら、スポット案件をどんどん取りに行って、荷主さんを増やせるんじゃないか?

そこから考え始めて、最初に紙に描いた絵が、これです。

early_sketch_gray

それが、経済産業省からの補助(新連携補助事業の認定になんとかこぎつけました!)や協力会社さんからの協力を得て、こんな配車表を備えた運送システムになりました。

notebook_frame

新規荷主さんを増やしたい、売上を上げたい、会社を成長させたい。

それならぜひ、運送会社が運送会社のためにデザインした運送システム、ブッキングブックを体験してみてください。

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業務内容と車両台数から見た運送システムの適性

とはいえ、あらゆる運送会社にマッチする、万能のシステム・・・なんていうものは存在しません
そこで、ブッキングブックがお役に立てる運送会社様はどんなタイプの会社なのか、図でまとめてみました。

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ブッキングブックはスポット取引の配車を得意としていますので、もし御社の業務が常用、あるいは決まったルート配送がほとんどなのであれば、そもそもシステムの必要性を感じられないかもしれません。
もちろん、上に書いたようにこれからスポット取引を増やしていこう、荷主さんを増やしていこうという社長さんにとっては、きっとお役に立てます。まずは、ぜひ体験版をご利用ください。

さて、ブッキングブックには大きく分けて2種類の運用方法があります。

1)車両台数が5台~50台程度であれば、「標準版ブッキングブック」。こちらは複数の会社が相乗りでひとつのサーバーを利用します。もちろん他社のデータは見えないようになっていますので、セキュリティ上の問題はありません。ご安心ください。

2)車両台数が50台~150台以上であれば、会社ごとにサーバーシステムを別に立てる、「独立版ブッキングブック」。車両台数やドライバー数が多い場合は、一社でひとつのサーバーを使う方がシステムの動作速度が安定します。また、帳票などをオリジナルのものにするなど、ブッキングブック本体へのカスタマイズが必要な場合もこの独立版をご利用いただくことになります。独立版の場合は、月々のブッキングブック利用料に加えて月額のサーバー利用料がかかります。また初期費用としてプログラムやデータベースの設置費用が最初の一回だけ必要になります。