運送システムの導入検討にちょうどいいタイミングとは?

運送システムの検討

運送システムをまだ使っていない運送会社さんでも、一度はシステムの導入を検討されたことがあるのではないでしょうか。

でも、すんなり導入に踏み切れる会社はあまり多くありません。システムをどれにするべきか検討している間に繁忙期がやってきて、そのままうやむやになってしまう場合も多く見受けられます。

運送業も、他の業界と同じく、繁忙期とそうでもない時期で忙しさに波があります。この波をうまくとらえないと、システム導入やそのほかの大きな経営上の決断をするのは難しいようです。

今回は、実際にブッキングブックを2度目の検討で導入いただいた運送会社の社長さんからうかがったお話を再現してみたいと思います。

ーいつもブッキングブックをご利用いただいてありがとうございます。実はお目にかかったらぜひお聞きしたかったことがありまして。御社は以前にもブッキングブックのお試しプランをご利用いただいてますよね。その時は残念ながら採用まで至りませんでした。

「あの時は申し訳ないことしましたね。多分、仕事がヒマな時期にシステムの検討したのが良くなかったのかな、と思うんだよね」

-ああ、なるほど。わかります。よくあるパターンなんですが、時間的に余裕がある時にシステムの検討を始めて、また仕事が忙しくなってきてそのまま立ち消えになる・・・とってもよくあるんですその流れは(笑)でも今回は二度目のお試しプランを申し込んでいただいて1ヶ月もしないうちに導入を決定していただきました。

「ああ、やっぱりそうなんですか(笑)。うちもまさにそのパターンに陥ったんで、失敗したな、と思って。仕事に余裕がある時に検討するのが一見、理にかなっているように見えたんだけど、実際には自分も現場もいまひとつ本気になりきれなかったんですよ。そうこうしてる間にまた仕事が忙しくなっちゃって、それっきりになっちゃって」

-ということは、今回は忙しいさなかに検討をはじめられたということでしょうか?

「うん、実はそうなんですよ。前回真剣さが足りなかったというか、やっぱり『システムがないと困る』というのを実感してるうちにシステムのことを考え始めないといけないんじゃないか、と思って」

忙殺される社員のみなさん

ーなるほど!そういう考え方で検討を進めたから、短期間で決断できたんですね。

「そう。繁忙期って忙しいから、ミスや運送事故も起きやすくなる。そうなるとミスを挽回しなきゃいけなくなって手間が増えて、余計にテンパってくるでしょ。そうするともうシステム入れないとにっちもさっちもいかないんじゃないか、っていう風にみんなが感じる時があって、それはまさに繁忙期のど真ん中なんですよ。そこでシステムどれがいいか考えよう、って現場にボールを投げてみたら、忙しいのもあってダラダラせずにパパッと使える・使えないの判断をしてくれたんでね。うまく行きました(笑)」

ー私どものお試しプランは1か月無料で全機能を使えるというものですが、この1か月間という期間はいかがでしょう、短いでしょうか、あるいはそんなに長くなくてもいいとお感じでしょうか?

「うーん、いや、ちょうどいいんじゃないかな?2ヶ月とか3か月とかあるとつい後でいいやって気持ちになってダラダラするかもしれないですし。それに、もしどうしても1ヶ月じゃ足りないとなれば、相談にはのってもらえるんでしょう?」

ーはい、それはもちろんです。評価されずに放置した状態でお試しプランをのばしてくれ、と言われても困ってしまいますが、真面目に評価していただいているかどうかはこちらもシステムの利用状況を見ればわかりますので、その場合は柔軟に対応させていただいてます。

「だったら今の1か月くらいで十分だと思いますよ。それに、最初はすべての機能を使えるわけじゃないからまず少なめの機能のやつで・・・うちの場合はライトプランってやつだったかな?そこから始めて、慣れてきたらもっと機能の多いプランに切り替えていけばいいや、と思ってましたから」

-ありがとうございます。そうですね、ライトプランで開始していただいて半年くらい後にスタンダードプランに切り替えていただいてますね。今は配車マンの方からご要望いただいた独自帳票用のExcelプログラムを開発しているところです。

「慣れてこないと、どんな一覧表が本当に必要なのかとかわからないですからね。小さくはじめられるのはブッキングブックさんのいい点ですね」

ーそうおっしゃっていただけるとうれしいです。今後ともよろしくお願いします。機能面でのご要望もぜひお気軽にいただければ助かります。

以上が、二度目の検討で、システム検討のタイミングをあえて忙しい時期にはじめて、ブッキングブックの導入を決断いただいた運送会社の事例です。

あえて多忙な時期に検討をはじめることで、システムの必要性をひしひしと感じている状態を維持したまま評価をすすめ多くの会社がなかなか乗り越えられない運送システム導入の壁を乗り越える。私どもも、お話をうかがってまさに目からウロコが落ちる思いでした。

システム導入のハードルを超える